今回は2024年人気NO1の蓄電池カナディアンソーラーのEP CUBEについて紹介します。
カナディアンソーラーといえば住宅用太陽光パネルの国内シェアで10%のシェアがある海外メーカーで、低価格で高性能が売りのメーカーです。
デザインが魅力的なんだけど、他の蓄電池と比較して性能はどうなの?
今年、人気のある要チェックの蓄電池です!
今回は他のメーカーの蓄電池と比較して紹介したいと思います!
✅この記事を読んでわかること
・設置後の増設の可否について
・比較すべきメーカーの蓄電池
ぜひ、今回の記事を読んで蓄電池選びの参考にしてください。
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カナディアンソーラーEP CUBEの特徴
カナディアンソーラーの蓄電池はもともとニチコン、田淵電機(現:ダイヤゼブラ電機)、伊藤忠商事3社の蓄電池がラインナップされていました。
※住宅用では現在、EP CUBEとCSXHシリーズの2種類
しかし2024年1月よりカナディアンソーラーが買収した会社の傘下であるEternalplanet Energy社が開発・製造した蓄電池EP CUBEを自社製品として販売しています。
縦長で場所を取らない省スペースな設計で容量が
・9.9 kWh
・13.3 kWh
の3種類から選べるのが特徴です。
また蓄電池には珍しいダークグレー色となっています。
EP CUBEの仕様
電池セル | リン酸鉄系リチウムイオン電池 |
公称容量 | 6.6kWh/9.9kWh/13.3kWh |
最大出力 | 5.9kVA |
定格出力電圧 | 202Ⅴ/101Ⅴ |
外形寸法 | 600×1006×243mm/600×1221×243mm/600×1436×243mm |
質量 | 112kg/147kg/182kg |
防水防塵保護等級 | IP65 |
設置場所 | 屋外推奨 |
保証 | 15年 |
(出典:カナディアンソーラーHP)
※容量、外形寸法は左からEP CUBE HES-JP1-606G(6.6 kWh)、EP CUBE HES-JP1-610G(9.9 kWh)、EP CUBE HES-JP1-613G(13.3 kWh)で記載しています。
EP CUBEの5つのデメリット
蓄電池の増設は不可
蓄電池の容量を3種類から選べるEP CUBEですが、残念ながら設置後の増設はできません。
これが一番のデメリットというか注意点になります。
将来的に増設考えているなら競合であるファーウェイの蓄電池などを検討するといいでしょう。
太陽光発電システムとの相性に注意
EP CUBEはハイブリット型の蓄電池なので、太陽光と蓄電池のパワコンを一つにすることができます。 しかし、太陽光のメーカーによっては相性が悪い場合もあります。
同じカナディアンソーラーの太陽光でも、合わない場合があるようなので、販売業者に相談するようにしましょう。
単機能型とハイブリット型のイメージはこちら↓
メンテナンスに注意?
当初は、不具合が起きた場合の対応に時間がかかるとの情報がありましたが、全国各地のメーカーのエンジニアがいるため、トラブルが起きた際の対応もスムーズです。
最近、EP CUBEの設置が増えていますが、大きなトラブルもなく安心してして使えているとのことです。
AIによる運転モードがない
最近はAIによる運転モードを搭載している蓄電池も増えていますが、残念ながらEP CUBEにはありません。
AIモードがついている蓄電池を探している方は、シャープやパナソニック、ニチコンなどのメーカーも検討するといいでしょう。
海岸の近くには設置できない
EP CUBEは海岸から1km以上離れた場所にしか設置できません。
EP CUBE6つのメリット
ここからはEP CUBEの6つのメリットを紹介します。
2.デザインがオシャレ
3.基本保証が15年
4.長寿寿命
5.他のメーカーより安い
6.狭いスペースに設置できる
全負荷型で停電時も安心
全負荷対応なので、停電時には家全体の電気をバックアップできます。もちろん200V対応なので、IHクッキングヒーターやエアコンなどの機器も使えます。
デザインがオシャレ
EP CUBEはスマートでおしゃれなデザインも魅力の一つです。屋外設置を推奨している蓄電池なので、見た目も重要ですよね。
基本保証が15年
蓄電池の基本保証は各メーカー10年が一般的(有償で5年延長)ですが、EP CUBEは基本保証の期間が15年となっています。
他のメーカーより安い
今年からEP CUBEを取り扱っていますが、他社の蓄電池よりkWあたりの単価が安いです。
またバッテリー部分と他のパーツを現場で組み立てる形式なので、人力で用意に運ぶことができます。
現場への搬入にユニック車が必要ないためその分、金額を抑えることができます。
実行容量で比較すると、
・EIBS7 7.04kWh(実行容量6.2kWh)
EIBS7とほとんど変わらないことがわかります。
販売価格の相場はEP CUBEの方が安いです。
狭いスペースに設置できる
EP CUBEは本体が薄く(厚さはなんと約25センチ)、パワコンも蓄電池と一体型のため敷地の狭い家でも設置できます。 特に敷地の狭い東京や大阪などの都市部で設置が増えています。
(出典:カナディアンソーラー カタログ)
また蓄電池ユニットとパワコン(パワーコンディショナー)の接続にケーブルが必要ないので、見た目もスッキリしています。
こんな方におススメ
カナディアンソーラーのEP CUBEはこんな方におススメの蓄電池です。
・蓄電池の見た目にこだわる方
・全負荷で大容量タイプを探している方
・スマホでの操作、管理をしたい方
EP CUBEと比較した方がいい蓄電池
EP CUBEと比較するなら、
がいいと思います。
どちらも海外メーカーですが、容量の大きさやおしゃれなデザイン、スマホアプリで管理できる点が共通しているので、比較しやすいでしょう。
まとめ
今回はカナディアンソーラーの蓄電池EP CUBEについて紹介しました。
今のどこのメーカーも高性能な蓄電池を出していますので、ダークグレーで特徴的なデザインが他のメーカーとの大きな違いだと思います。
人気のある蓄電池なので、複数の業者で比較して検討することをおススメします。
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