【営業マンの本音】家庭用蓄電池はデメリットだらけ!?

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お客さん
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「蓄電池はあまりメリットないからやめておいた方がいい。」って言われたけど・・・

蓄電池に興味はあるけど、周りからこう言われて導入すべきか迷っていませんか?

一方、訪問販売の業者からは

「高い電気代を支払うより、作った電気を貯めて使った方が得」

と案内されていると思います。これってどっちが本当?って思いますよね?

管理人
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今回は蓄電池のメリット、デメリットについて営業マンの本音で解説したいと思います。

この記事を書いた人
chikuden1101

現在は太陽光・蓄電池の反響型の営業職をしています。
自身も過去に訪問販売を経験していた経験から、後悔するお客様を1人でも減らしたいと思い、当ブログで情報発信。
太陽光・蓄電池の業者選びの参考になればと思います。

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家庭用蓄電池の経済的メリットあまりはない

結論からいうと、現在は家庭用蓄電池の経済的メリットはあまりありません。

それは蓄電池の導入費自体がまだ高額で、削減した電気代でペイするのにはかなり時間がかかるからです。

2021年のデータですが、工事費まで含めたkWh当たりの単価は18.7万円※。10kWhの蓄電池の場合は187万円(税込205.7万円)となります。

※出所)SII「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」等データより三菱総研作成

今、自宅に5kWhの太陽光が乗っていて月の電気代が1万円の場合、10kWhの蓄電池を導入することで年間で約10万円の削減効果があります。

例)10kWhの蓄電池:187万円(税込205.7万円)÷10万円=約20年

 

蓄電池の保証期間が10年~15年なので、保証期間を寿命と考えると回収まで20年は経済的メリットはあまりないといえます。

管理人
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蓄電池の寿命は設計上30年持つものありますので太陽光の発電量と電気使用量によっては経済的メリットはでます。

災害時の停電対策としてのメリット

災害時の停電対策としての導入の検討するのはありです。

台風や大雨、地震、雪などで停電した場合、太陽光で発電した電気を貯めておけば、しばらくの間は電気を使うことができます。

ただし、容量が小さいとすぐに使いきってしまいますので、停電対策として使うなら4人家族1日の電気使用量である10kWh以上の蓄電池を選んだ方がいいでしょう。

蓄電池販売業者のシュミレーションは鵜呑みにしない

蓄電池の導入を検討するにあたってシュミレーションは参考になりますが、あまり鵜呑みにしない方がいいです。

経済的メリットが出にくい蓄電池の場合、経済的メリットが出るように、営業マンが条件(電力単価や時間)を都合よく設定したりする場合もあります。

必ず計算に使われている数字の根拠を確認するようにしましょう。

太陽光のみでもメリットはある

もし、自宅に太陽光がなくて、太陽光と蓄電池をセットで考えている場合は、太陽光だけでも十分メリットがあります。

例)太陽光5kWhを新設で月の電気代が1万円の場合(売電価格16円)
※売電8割:自家消費2割の場合

・毎月の電気代削減:4000円
・毎月の売電額:6000円
・毎月1万円の経済メリットで年間12万円。

2021年現在の太陽光の導入費は27.8万円/kWh

・5kWh×27.8万円=139万円(税込152.9万円)
・投資回収年数:152.9万円÷12万円=12.7年

 

太陽光の寿命は30年以上なので、10~15年に一度パワコン(22万円)を交換しても十分な経済的メリットがあります。

※パワーコンディショナー。太陽光で生み出した直流の電気を家庭で使う交流の電気に変える装置。

管理人
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業者によってはシュミレーションの結果、太陽光発電のみで提案する場合もあります。

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営業マンの本音

業者目線でいうと蓄電池は、粗利が低い商材なので、相場よりも高めで売らないとあまり儲かりません。なので、競合がいなければ基本、見積は高めに出します。

そう考えると1社のみで決めてしまうのは、損してしまう可能性があります。

個人的には費用対効果だけで考えれば太陽光だけ入れた方がいいと思っていますが蓄電池も検討する場合は複数の業者の見積を比較することをお勧めします。

まとめ

今回、紹介したとおり、経済的メリットで考えるなら蓄電池は無理して導入する必要はないと思います。(補助金を使って安く買えれば、経済メリットは出ててきます)

蓄電池は停電対策として考えて導入を検討すべきだと思います。

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