しかし、修理対応が他のメーカーと違うため、購入前に確認しておくべき点がいくつかあります。 ✅この記事を読んでわかること
・【独自アンケート】ユーザーの声
・ファーウェイ蓄電池の5つのメリットとデメリット
・ファーウェイの不安要素
今回はファーウェイの蓄電池の特徴やメリット、デメリット,実際に使っている方の感想などについて紹介します。
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ファーウェイ蓄電池の概要
(出典:ファーウェイ製品ページ)
ファーウェイ(Huawei)といえば、パソコンやスマホなどの通信機器のメーカーのイメージがありますが、実は太陽光発電システムのパワーコンディショナー(パワコン)の世界シェアが5年連続世界1位のメーカーです。
蓄電池の参入は2021年からですが、価格の安さや性能の高さから導入する家庭が増えています。
ファーウェイ蓄電池の特徴・仕様
ファーウェイの蓄電池は、容量を5kWh、10kWh、15kWhの3種類から選べ、特定負荷or全負荷と好みに合わせて自由にカスタマイズできる蓄電池です。
それでは、基本仕様をみていきましょう。
ファーウェイ蓄電池システムLUNA2000シリーズの基本仕様
電池セル | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
実効容量 | 5kWh/10kWh/15kWh |
入出力定格電力 | 1.5kW/3.0kW/4.5kW |
寸法 | 670 * 150 * 600 mm(960mm/1320mm) |
質量 | 63.8kg/113.8kg/163.8kg |
設置場所 | 屋内・屋外 |
防水防塵保護等級 | IP55 |
保証 | 基本保証10年、延長保証最長15年(有償) |
ファーウェイの蓄電池は業界では高性能かつ低価格であることで有名で、国内でもDMMエナジーやXSOL(エクソル)、京セラといったメーカーがOEMとしてファーウェイの蓄電池を採用しています。
保証内容で比較してみてもいいでしょう。
・XSOL(エクソル):5-NHE0- XSOL
・DMMエナジー :5NHE0-DM
運転モードが選べる
ファーウェイの蓄電池は状況に応じて3種類の運転モードを選ぶことができます。
経済モード
太陽光発電の余剰電力を売電し、夜間の安い電力を蓄電するモード
防災モード
停電時に蓄電池残量をキープするモード(蓄電池残量は任意で設定可能です)
エコモード
太陽光発電の余剰電力を優先的に充電し、充電できない余剰分は売電し、夜間の安い電力を蓄電するモード
変換効率が高い
ファーウェイのLUNA2000はJIS変換効率97%(最大変換効率97.5%)とムダがありません。
一般的な蓄電池が94%なので、より電気代の節約効果が高くなります。
ファーウェイ蓄電池のユーザーの声
当サイトが独自に募集したアンケートの回答となります。ファーウェイの蓄電池を検討している方はぜひ参考にしてください。
日本のメーカーではないので不安もありましたが、本体がとにかく薄いので、外壁に沿っても外観の邪魔をしないのは助かっています。
また、機能性も非常に高く自動で天候に合わせた運転をしてくれるので、安全性はもちろんとても利便性が高いと感じています。
2. ファーウェイを選んだ理由
価格がとてもリーズナブルでしたし、リーズナブルであっても品質が高いと感じたので選びました。
3. 蓄電池の設置費用
186万円
4. 容量
15kW(特定負荷)
ファーウェイ蓄電池の5つメリット
1.容量を選べる
ファーウェイの蓄電池は容量を5kWh/10kWh/15kWhの3種類から選ぶことができます。 (2台併設で最大30kWhまで可能) また後から増設も可能です。
2.特定負荷・全負荷どちらも対応
ファーウェイの蓄電池は「特定負荷」「全負荷」どちらも対応できる優れものです。
エアコンやIHなど200Vの家電を使うためにはトランスユニットの設置が必要なので、全負荷型を選びましょう。
3.補助金の対象になっている
海外メーカーの製品ですが、JET認証を受けているため、国や自治体の補助金を利用することができます。
同じく高性能で海外メーカーのテスラ・パワーウォールは補助金が利用できないため、大きなメリットといえます。
4.長寿命
蓄電池の寿命を示すサイクル数ですが、ファーウェイの蓄電池は12000サイクルと業界トップのサイクル数で長寿命です。 12000サイクルは計算上は30年以上になります。
5.安全性が高い
ファーウェイの蓄電池は太陽光発電の火災原因である直流アークを素早く検知して遮断し、火災の発生を防ぐ機能がついています。
直流アークが続くと周囲が1万度以上の高温になる場合があり、太陽光発電で最も危険な火災発生原因です。
ファーウェイ蓄電池の5つのデメリット
1.ハイブリット型のみ
ハイブリット型のみのため、既存の太陽光発電システムによっては相性が合わない可能性もあります。
パネルのメーカー・型番がわかれば販売店で調べてくれますので、確認してみましょう。
2.修理対応が特殊
ファーウェイは修理対応が特殊でセンドバック方式をとっています。
国内メーカーのようにメーカーは業者を手配してくれるわけでなはく、部品を送付して修理対応はご自身でやる必要があります。
3.施工できる業者が少ない
安くて、高性能ですが、施工できる業者が少ないのが現状です。設定作業が難しく、他メーカーの蓄電池の設置に慣れている業者でも、手こずることが多いです。
ただし、蓄電池自体は軽いので慣れている業者であれば少ない人数で施工可能です。
4.重塩害地域は保証対象外
沿岸から500m以内の重塩害地域では、屋外に設置した場合はメーカーの保証対象外となりますので、屋内設置にする必要があります。
重塩害地域で屋外に設置を希望する場合はテスラのパワーウォールがおススメです。
5.中国メーカーという不安要素
アメリカや欧米の国ではファーウェイなど中国企業の通信機器について、国防や次世代通信の利権を守る観点から排除する動きがあります。
そのため、情報が漏れてしまうのではとネガティブな意見が多いのも事実です。
スマホやパソコンなどの通信機器と違い蓄電池で情報が漏れるリスクは少ないと思いますが、気にする方にとってはデメリットの1つといえます。
ファーウェイの蓄電池はこんな人におススメ
ファーウェイの蓄電池は、基本的にどんな方にもおススメできる高性能な蓄電池です。
✔スマホで運転を管理したい
✔補助金が使える機種を探している
これから卒FITを迎える
卒FITを迎える人は、同時に太陽光のパワコンの交換時期(10年目~15年目)に当たります。
ファーウェイの蓄電池はハイブリッド型のため、太陽光と蓄電池のパワコンが一つで済みます。
そのため、30万円ほどかかるパワコンの交換費用を節約することができます。
スマホで運転を管理したい
日中はほとんど自宅にいない場合は、外出先でもスマホで運転を管理できる方が便利です。
補助金が使える機種を探している
補助金を前提に蓄電池の導入を考えている方にもおススメです。
国の補助金の場合は容量が10kWhまでが対象となっています。
同じく海外メーカーのテスラは補助金が使えないので、その点でテスラより安く導入できます。
まとめ
今回はファーウェイの蓄電池の評判や特徴、メリット、デメリットを紹介しました。
中国のメーカーであることを気にする人もいると思いますが、高性能かつ安全で補助金が使える蓄電池です。
ただし、メーカー保証対応がセンドバック方式となっているため、アフターフォローがしっかりしている販売店を選ぶ必要があります。
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