このブログでは蓄電池の導入については電気代削減よりも災害時の停電対策としてメリットをお伝えしています。
電力会社の値上げで、届いた請求書に驚いた家庭も多いのではないでしょうか?
電気代の値上げに伴い蓄電池の注目が高くなっています。
電気代節約のために蓄電池を入れた方がいいのかしら?
今回は蓄電池導入より優先すべき節電対策を紹介します。
蓄電池よりも家電の買い替えが先
蓄電池は太陽光で生み出した電気を貯めて夜間使うことで高い電気をほぼ買わずに済むことができるので、節電効果が最も高いとえいます。
しかし、導入費をペイするには、まだ時間がかかるので経済メリットとしてはあまり期待できません。
それよりも、10年以上使っている冷蔵庫やエアコン、照明などの家電を最新機種に買い替えることで、節電の効果は十分期待できます。
エアコン
エアコンの買い替えの目安は10年ですが、以外と壊れずに使えるので15年ぐらい使っている家庭も多いようです。
15年前のエアコンと最新機種との電気代の差額を比べると以下のとおりです。
※東京電力エナジーパートナー 従量電灯B・Cの単価40.69円で計算
・12畳用エアコンの場合
⇒15年前の年間電気代48,909円 最新機種の年間電気代41,992円 年間6,917円の節約
・14畳用エアコンの場合
⇒15年前の年間電気代54,361円 最新機種の年間電気代43,375円 年間10,986円の節約
導入費で考えると14畳用は16万~18万ぐらいなので、とんとんなのですが、エアコンは必需品であり、いずれ買い替えのタイミングが必ずきます。
電気代が上がった今のタイミングで変えた方が費用対効果が大きくなります。
冷蔵庫
冷蔵庫はエアコンと違い、年中つけっぱなしになるので、エアコン以上に節電効果が期待できます。
冷蔵庫は容量500Lであれば15前と比べて約1/2で金額にすると約1万円の削減になります。
価格comで調べた相場だと16万~19万円代が多いので、今後電気代が上がり続けると考えると節電効果は大きいですね。
照明
照明は蛍光灯からLEDに変えると6割程度、照明代の削減になります。
蛍光灯は2018年ごろからすでにメーカーで製造していませんので、家電量販店の在庫がなくなり次第、LEDに切り替えなくてはいけません。
寿命も蛍光灯より長く10年ぐらいもつので交換の手間も少なくなります。
電球の交換は工事なしでできますが、器具ごと交換が必要な照明は電気工事士の資格が必要になりますので、工事業者に相談しましょう。
今後、LED化は必須となります。蛍光灯は2027年で終了となるため早めの交換がお得です。
蓄電池を早めに導入した方がいい場合
ここまでの説明と矛盾しているように感じますが、蓄電池を早く導入した方がいい場合があります。
補助金を利用する場合
国や自治体から出ている補助金を利用するなら早めに導入した方がいいです。
補助金は来年以降もあるとは限りません。あったとしても補助の対象となる金額が少なくなる場合もあります。
東京都の補助金は最大120万円(2023年)と特に手厚いです。東京にお住まいの方は早めの導入がお得です。
蓄電池の価格が上がる可能性がある
蓄電池の値段が下がってから導入しようと考えている人も多いと思いますが、パナソニックなど大手メーカーが15%~30%値上げを実施しているため、今後下がることは考えにくいです。
他にも人件費の値上げなどで工事費も上がる可能性があります。
訪問販売に注意
特に太陽光パネルを設置している家庭は、蓄電池の訪問販売がよく訪ねてくると思いますが、
訪問販売は高いだけでなく、アフターフォローがない場合もあります。必ず地元の自社施工の業者の見積と比較するようにしましょう。
見積を比較するならは地元の自社施工の業者に一括で見積依頼できるソーラーパートナーズがおススメ。
ソーラーパートナーズは他の見積サイトと違い、連絡がくるのはソーラーアドバイザーのみです。たくさんの会社から一斉に連絡がくることがないので安心です。
業者は希望や設置場所を聞いたうえで、厳選した地元の優良業者を紹介してくれます。
↓今すぐ簡単無料で見積依頼↓
⇒ソーラーパートナーズはこちら
太陽光とセットがいい
もし、太陽光発電システムが設置しないなら、蓄電池のみ入れても電気代削減のメリットはほとんどないです。
太陽光発電とセットで導入するメリットとしては、
・セットで導入することで蓄電池の導入費が下がる
・災害時の停電対策として有効
蓄電池のみで導入を検討しているなら、太陽光の見積もりも一緒にとることをおススメします。
まとめ
家庭用蓄電池はどんな安くても100万円以上はかかります。そう考えると10万円~20万円程度で買い替えができるエアコンや冷蔵庫、照明などの家電を最新機種に買い替える方が優先だと思います。
蓄電池を安く導入するなら使える補助金がないか、調べてみるといいでしょう。
最大で100万円近く補助がでる場合もあります。
蓄電池の補助金についてはこのサイトでも紹介していますので、こちらの記事も併せてご覧ください。
▼こちらも併せてお読みだください↓
■関連記事
⇒家庭用蓄電池は実はデメリットしかない!?やめた方がいい理由と費用対効果を解説
⇒卒FIT対策で蓄電池を導入はまだするな!導入にベストなタイミングとは?
⇒【現役営業が教える】蓄電池のみ設置する際の注意点!
⇒たった30秒で100万円安くなる太陽光・蓄電池見積サイトの選び方
⇒蓄電池のトラブルが4倍に急増!悪質業者一覧や悪質業者の見分け方
⇒カナディアンソーラー蓄電池EP CUBEの知っておくべき一番の注意点
コメント