国内家電メーカーの大手であるパナソニック。 かつては太陽光発電でも国内シェアトップで、太陽光を設置するなら知名度が高いパナソニックを検討している方も多いと思います。
うち家電もパナソニックだし、太陽光も国内メーカーが安心だよね。。。
実は、パナソニックが2021年をもって自社での太陽光パネルの生産を終了しています。
えっ、そうなの?どこで作っているの?
今回はパナソニックがパネルの生産を撤退した理由や現在、販売されている太陽光パネルについて紹介します!
✅この記事を読んでわかること
・パナソニックの太陽光がおすすめな人
・パナソニックの太陽光のデメリット
・パナソニックの太陽光の口コミ
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パナソニックの太陽光の撤退理由
パナソニックは現在も太陽光発電システムの販売を継続していますが、自社での生産は2021年度で終了しています。
変換効率が高く、優れた商品を作っていたのですが、海外メーカーとの価格競争に勝てず、マレーシアや滋賀県にあった工場を閉鎖しています。
(Panasonicマレーシア工場 出典:パナソニックホールディングス株式会社)
現在は、海外メーカーの太陽光パネルのOEM供給を受けて販売しています。
パナソニックの太陽光発電の仕様や価格
パナソニックの住宅用太陽光パネルは、現在3種類販売されています。
・単結晶 太陽電池モジュール
・太陽電池モジュール「HIT」
販売価格や詳しい仕様は公式HPにて確認してください。
MODULUS(モデュラス)
2023年1月から販売されたパナソニックの主力製品。3種類のパネルサイズで無駄なく設置が可能で、屋根を最大限活用できます。
単結晶 太陽電池モジュール(MP工法用)
カナディアンソーラーの太陽光パネルのOEM品といわれていましたが、現在は不明です。こちらは在庫限定品となります。
太陽電池モジュール「HIT」
HITシリーズはかつての主力製品で、現在は生産終了のため、在庫限りの販売となっています。台形タイプはこのシリーズにしかありません。
パナソニックの太陽光のデメリット
パナソニックの太陽光にデメリットはあるの?
パナソニックの太陽光のデメリットを一つ上げるとしたら、海外メーカーに比べると高めということです。
ただし、パナソニックユーザーや国内メーカーを検討している人にとっては、海外メーカーとの価格差はあまり気にならないかもしれません。
しかし、1社だけで決めてしまうと相場よりも高額な金額を提示されてしまう可能性もあるため、複数の業者から見積を取るようにしましょう。
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パナソニックの太陽光のメリットと本音
・大手メーカーなので保証が手厚い
・気温が高い地域におススメ
・HEMSを考えている人
屋根の形状が複雑な人
パナソニックのHITシリーズには、台形のパネルがあり、設置面が三角になっている屋根(方形屋根、寄棟屋根など)の設置に向いています。 台形タイプのパネルはシャープや京セラ、長州産業など扱っているメーカーが限られているので貴重です。
大手メーカーが安心できる人
現在、太陽光発電で主流のメーカーって実は一般的な知名度は高くないため、パナソニックと聞くと安心感はあります。ちなみにパナソニックは15年の保証がついています。
気温が高い地域に住んでいる人
太陽光パネルは気温が高くなると発電量が落ちてしまいます。 パナソニックのHITシリーズは熱に強いと説明されているネット情報は多いです。
曇りの多い場所
パナソニックで採用されているパワコン(パワーコンディショナー)は変換効率が高く、曇りの日でもしっかり発電できるといわれています。
変換効率の高さはメーカーによって大きな差はありません。
HEMSを設置したい人
HEMSとは、Home Energy Management System(ホーム エネルギー マネジメント システム)の略で、エネルギーを見える化して家電、電気設備を最適に制御するための管理システムです。
HEMSを導入するならパナソニックがおススメです。 (出典:パナソニックHP)
パナソニックの太陽光を設置した人の口コミ
パナソニックの太陽光を設置した人向けに以下の質問で独自にアンケートした結果を紹介します。導入を検討している方はぜひ参考にしていください。
2. パナソニックに決めた理由
3. 設置費用
4. 容量(kW)
5. 実際に設置してみていかがですか?
Q1:様々なメーカーの太陽光発電システムがあるため、どれがいいか分からななかったことです。少しでも発電効率が良いものを求めていました。
Q2:自宅にある家電はほとんどパナソニック製で、太陽光発電も調べてみたらパナソニックの製品が機能性や耐久性が高そうだと感じて決めました。
Q3:155万円
Q4:5.76kW
Q5:寒い時期でも想定よりもしっかり発電することができており、年間を通して十分な量の電気を作ることができています。信頼できるメーカーの製品を選んだことは正解でした。
初期費用はかかりましたが、太陽光発電のおかげで電気代がかなり抑えられているので、エアコンを使用するのを躊躇することが無くなりました。
Q1:そこまで悩んだことはないが強いて言えば、本当に計画から通りの発電力となるのか少し半信半疑だったくらい。
Q2:近所にパナソニックとシャープの太陽光でそれぞれ発電量が表示されている工場があり、パナソニックの方がよかったため。また、仕事でパナソニックと取引があったことも決めて。
Q3:200万くらい
Q4:4.5kwくらい
Q5:毎月売電された電気の売上が振り込まれるのはちょっとした不労所得で地味に助かっていた。実際に計画よりも発電力が良かった点も助かった。
しかし、ローンと電気代の相殺で大幅なプラスになったわけではないので、少しでも日当たりなどに不安がある場合は良く検討した法が良いとも思った。
後は設置した時は買取価格も良かった頃なので今だと絶対しないと思う
Q1:太陽光発電は未来への投資というイメージがあり、10年以内に装置が壊れてしまうのではないかという不安がありました。
Q2:冷蔵庫やLED電球がパナソニックを使用していたから、大手で安心できるメーカーを選びたかったです。
Q3:122.6万円
Q4:3.46kW
Q5:想定より狭い範囲での太陽光発電システムだったが、晴れ間が多い関東地方では効率よく電気を発電できていると思いました。
Q1:屋根の形状や向きにより、効率よく発電できるか。屋根が太陽光の重量に耐えきれるか。太陽光の劣化や汚れ、メンテナンスに関して。
Q2:新築時に、ハウスメーカーより何社かのプランを頂きましたが、我が家はパナソニックをメーカーとして、とても信頼しているし、値段が安かったから。
Q3:150万
Q4:3.5KW
Q5:3月に設置して、5月は発電料金1万で、電気の使用料金は1万で差し引0円でした。
6月は梅雨の時期もありあまり発電できませんし、梅雨が明けた夏場は熱のため、発電量が下がってきます。
秋から冬場にかけては当然発電量が下がります。冬場はオール電がの為、発電料金が2000円で電気代が3万かかりました。
まとめ
今回はパナソニックの太陽光パネルについて紹介しました。
現在は自社での生産をやめ、海外メーカーのOEM製品で販売していますが、高品質で手厚い保証がついているので安心のメーカーであることには変わりありません。
アンケートの結果からも分かるようにパナソニック製品の家電を使っている人は、パナソニックの太陽光発電を選ぶケースが多いようです。
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