蓄電池は停電時にエアコンが使えない!?失敗しない蓄電池の選び方

蓄電池があれば停電になってもエアコンが使えると思っていませんか?

しかし、蓄電池の種類によっては停電時にエアコンが使えないタイプがあります。

停電時にエアコンが使えない事態を防ぐためにも、失敗しない蓄電池を選び方を紹介します。

エアコンの機種によっては使えない

基本的には蓄電池があれば、エアコンを使うことができます。ただし、エアコンの機種によって100V電圧と200V電圧があり、200V対応の蓄電池でない場合は200Vのエアコンを使うことができません。

エアコンの100Vと200Vの見分け方

一般的には6畳~12畳用までは100V、12畳~14畳は両方、18畳以上は200Vとなっています。

他にコンセントの形状で穴が2つあれば100V、3つあれば200Vで見分けることができます。

100Vと200V対応の蓄電池

蓄電池の種類は停電時に一部の電気だけをカバーする「特定負荷型」と家全体の電気をカバーする「全負荷型」に分かれます。


・特定負荷型:100Vのみ対応(一部のコンセントに電気を供給)
・全負荷型:200Vまで対応(すべてのコンセントに電気を供給)

つまり停電時に家全体の電気をカバーしつつ200Vのエアコンを使うためには全負荷型の蓄電池を選ぶ必要があります。

停電対策のための蓄電池の選び方

停電時にエアコンを使いたい場合は全負荷型の蓄電池を選ぶのおススメします。

ただし、停電時にどれぐらいに電気を使うかによって必要な容量が違います。

容量が大きければ、大きいほど安心なのですが、その分導入費も割高になりますので、停電時にどう過ごすのか想定して、選ぶのがベストでしょう。

停電時にどれくらいの容量が必要なのかは、以下を参考にするとよいでしょう。

(出典)シャープ住宅用蓄電池システム
https://jp.sharp/sunvista/battery/

こちらでイメージしづらい場合は毎月の電気料金の明細表で1か月の電気使用量を30日で割ると1日あたりで電気使用量を出すことができます。

エアコン以外の200V機器

国内の家電は基本100Vですが、エアコン以外にも200V対応になっている機器があるので、以下の家電が自宅にある場合は確認しておきましょう。

200Vの機器
・エアコン
・電子レンジ
・IH
・エコキュート
・食器洗い乾燥機

まとめ

停電時にエアコンが使えるかは、エアコンのタイプとそれにあった蓄電池を選ぶことが必要になります。

特に200Vのエアコンの場合は全負荷型の蓄電池を選ぶ必要があります。

導入費が安いという理由や営業マンに勧められて特定負荷型の蓄電池を購入する人も多いようです。

蓄電池選びに失敗しないためにも自分の家庭にあった蓄電池の容量やタイプを把握するようにしましょう。

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