ポータブル電源が蓄電池代わりに選ばれる3つの理由

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・築年数が古くて工事ができない
・設置スペースが狭い
・賃貸物件

など太陽光蓄電池の設置が難しい家庭からも見積依頼が最近増えてきました。

それだけ、太陽光発電や蓄電池に興味を持っている人が増えているということです。

そこで、おススメしたいのが、ポータブル電源です。

ポータブル電源というとアウトドアのイメージがありますが、最近は容量も大きくなり、災害時の非常用電源として注目されています。

今回はポータブル電源を蓄電池代わりに選ぶ3つの理由と失敗しないポータブル電源の選び方を紹介します。

この記事を書いた人
chikuden1101

●太陽光・蓄電池の営業職
●第二種電気工事士

過去に訪問販売を経験していた経験から、後悔する人を1人でも減らしたいと思い、当ブログで情報発信。
太陽光・蓄電池の業者選びの参考にしてください。

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ポータブル電源を蓄電池代わりに選ばれる3つの理由

ポータブル電源蓄電池代わりに選ばれる理由は以下の3つです。

①導入費を抑えることができる
②設置場所を選ばない
③設置工事が不要

①導入費を抑えることができる

ポータブル電源は安いものだと、5万円代から購入できます。そのため、人気のモデルになると売切れが続出していますね。

また定期的に割引セールをしているメーカーも多いので、セールを利用すれば、さらに安く購入できます。

管理人
管理人

蓄電池は施工費まで含めると安くても100万円近くするので、かなりお手頃ですよね。

②設置場所を選ばない

ポータブル電源は設置場所を選ばないのも魅力です。

アウトドアでの利用や、マンションアパートでも利用することができます。

また災害時には車にのせて、避難場所で使うこともできるので、蓄電池よりも災害時に役立ちます。

③設置工事が不要

設置工事が不要なので、導入コストを安く抑えることができますし、設置のために壁に穴をあけたりする必要もありません。

管理人
管理人

系統連系(電力会社への申請)が不要なので、納品されたらすぐに使用できますし、難しい手続きも必要ありません。

蓄電池とポータブル電源の違い

主な用途 特徴
ポータブル電源 屋外でのスマートフォンの充電やパソコン、小型家電の使用 設置工事もいらず導入コストが安い
蓄電池 家庭内の電気料金の節約ができる 設置工事が必要で、導入コストがかかる

ポータブル電源は蓄電池に比べ、容量が小さく、家庭の電気を賄うのは難しいのですが、最近は拡張して蓄電池の容量に匹敵する商品も出てきています。

失敗しないポータブル電源の選び方

災害対策として失敗しないポータブル電源を選ぶなら以下の4点が重要になってきます。

①安全性
②容量
③瞬間最大容量
④ソーラーパネル対応

安全性

ポータブル電源を安全性をチェックするために、気を付けたいのが、

・出力波形
・周波数
・PSEマーク

です。

出力波形

ポータブル電源の出力波形には正弦波、純正弦波、矩形波、修正正弦波の4種類あり

一般家庭のコンセントから出力されるのは交流の正弦波、もしくは純正弦波と言われる波形で、ほとんどの電気機器正弦波純正弦波に対応して作られています。

そのため、出力波形正弦波、純正弦波のポータブル電源を選ぶ必要があります。

管理人
管理人

矩形波、修正正弦波は電化製品の故障の原因になりますので気を付けましょう。

周波数

日本の電源周波数が次の2種類に分かれています。

基本的には、東日本で50Hz・西日本では60Hzが使用されています。

そのため、電源周波数50Hz、又は60Hzしか対応できない家電を電源周波数の違うエリアで使用すると、うまく稼働できなくなります。

管理人
管理人

周波数50Hz・60Hzどちらも対応できるポータブル電源を選ぶ必要があります。

PSEマーク

PSEマークとは「電気用品(電化製品)が電気用品安全法の基準をクリアしている」ということを証明するマークです。

ポータブル電源は、PSEマーク表示義務化の対象外ですが、ポータブル電源の充電に使うACアダプターはPSEマークの表示が義務です。

管理人
管理人

ポータブル電源を選ぶ際は、ACアダプターのマーク表示を確認しましょう

容量

ポータブル電源を選ぶ際に最も重要なのは容量の大きさです。

ポータブル電源は用途としてアウトドア災害対策に分かれると思いますが、蓄電池の代わりに導入するのであれば大容量のものを選ぶべきです。

管理人
管理人

容量が大きくなるほど値段も高くなりますが、最低でも1000Wh(1kWh)以上の物を選びましょう。

瞬間最大容量

ポータブル電源が瞬間的に出せる最大の出力のことです。

電化製品のなかには、起動する際に高い電力が必要なものがあります。

起動電力と呼ばれ、通常は家電の消費電力と比べて1倍から2倍多く必要。

仮にポータブル電源の瞬間最大出力が、電化製品の起動電力より小さい場合は、スイッチを入れても動かない場合があります。

瞬間最大容量は大きいほどいいです。

ソーラーパネル対応

災害時に充電して繰り返し使うにはソーラーパネル対応の機種を選ぶ必要があります。

またバッテリーを拡張して容量を増やせるタイプもあるので、確認するようにしましょう。

おススメのポータブル電源のメーカー

ここからはおススメのポータブル電源のメーカーを紹介します。

どのメーカーも定期的にセールをやっていて、最大で50%OFFの場合もあります

気になるメーカーを見つけたら、定期的にチェックしてセールのタイミングで購入するのがおススメです。

・ALLPOWERS(オールパワーズ)
・BLUETTI(ブルーティ)
・PECRON(ペクロン)
・Jackery(ジャクリ)
・EcoFlow(エコフロー)

ALLPOWERS(オールパワーズ)

業界トップクラスの太陽光パネルで、容量、出力の大きさもトップクラスです。

ALLPOWERS R4000+ ポータブル電源(3456Wh/3600W)

ALLPOWERS R4000+ポータブル電源はUPS(無停電電源装置)付のため、急な停電でも、繋がっている電気製品が止まることがなく、そのまま使えます。

自宅でパソコンを使って仕事をされている方には安心ですね。

容量が大きい分、重いのがデメリットですが、自宅で使用する分には問題ないでしょう。

⇒ALLPOWERS(オールパワーズ)

BLUETTI(ブルーティ)


BLUETTI AC500+B300S 家庭用バックアップ電源 | 防災推奨・非常用電源 |3072Wh、5000W

容量が大きく、拡張バッテリーで最大容量18,432Whまで増やすことができます。

これ1台でも災害時は1日分の電気は賄えます。

ポートの数が16と多く、最大で16台同時に充電が可能です。他のメーカーの同等品と比べても価格は安いので導入費を抑えたいならBLUETTIを検討してもいいでしょう。

⇒【BLUETTI JAPAN】公式サイト

PECRON(ペクロン)


PECRON E2000LFP ポータブル電源

重さが22kgと大容量ポータブル電源の中では軽量。

充電ポートが3つあり、最大で1.5時間の急速充電ができます。

拡張バッテリーで容量を8064Whへと増やすこと可能です。

パススルー機能といって充電しながら、電気を供給できるので便利。

価格も他のメーカーに比べて安めですが、周波数が60Hzなので、50Hz対応のみの機器には使えないで要注意。

管理人
管理人

西日本の方は、周波数の切り替え機能がついているポータブル電源を選びましょう。

⇒PECRON (ペクロン)

Jackery(ジャクリ)


Jackery ポータブル電源 2000 Plus

アウトドア好きに人気のメーカーで、全世界で400万台以上の販売実績があります。

黒とオレンジのデザインがおしゃれで、小型で軽量なので使いやすいです。(2042Whのモデルで約17.9 kgです)

キャンプや車中泊系のユーチューバーがよく使っているので、見たことある人も多いと思います。

⇒Jackery(ジャクリ)

EcoFlow(エコフロー)

世界最速で充電が可能といわれているポータブル電源の人気メーカーです。

ポータブル電源業界では初となる世界トップクラスの安全認証機関テュフラインランドの認証を取得していて、高い安全性が評価されています。

DELTA Pro 3

新製品の「DELTA Pro 3」1台で4kWhと家庭用蓄電池並みの容量があります。

急速受電の時間はなんと65分!

施工が不要なので、これまで蓄電池の設置が難しいと言われた家庭は検討したいメーカーです。

⇒EcoFlow 公式サイトはこちら

 

管理人
管理人

太陽光・蓄電池の業者としてもこれはおススメです。

まとめ

今回はポータブル電源を蓄電池代わりに選ぶ3つの理由と失敗しないポータブル電源の選び方紹介しました。

最近はとても安いポータブル電源通販サイトなどで販売されていますが、安さにはそれなりの理由があります。

安さだけで選ぶと失敗する可能性があるので、以下の4つの条件をしっかり確認したうえで購入するようにしましょう。

まとめ

①安全性
②容量
③瞬間最大容量
④ソーラーパネル対応

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